備中神楽面　須佐之男命（スサノオノミコト） 「備中神楽」は、岡山県備中地方伝承の神事にまつわる民俗芸能で、重要無形文化財に指定されています。その演目に用いられる42面のうちのひとつ、『須佐之男命』の面です。 ▪️裏面の刻印あり 岡山県を代表する神楽面の名工、上田春山の作と思われますが、譲り受けた物なので、確証はありません。 ▪️上部黒色部分に小さな斑点あり 長年岡山の実家に飾られていた物ですが、日の当たらない暗い部屋に掛けられていたため、比較的美品だと思います。 上部斑点は、壁にかけると見えませんが、その他の部分も含め状態は画像でご判断願います。 ▪️魔除のインテリアとしても 須佐之男命は暴風雨を司る神で、その力強さが転じて「厄もなぎ払う」という意味で、厄除けのご利益があるとされています。